バカンスの頃
予定表によれば
今日の君は忙しく
北の街から南の街へ
どちらでもない街で
雲の形にみとれる贅沢
青を横切るあの飛行機
君がくつろぐ姿を空想し
詩歌を口ずさんで風に託す
今日の君は忙しく
北の街から南の街へ
どちらでもない街で
雲の形にみとれる贅沢
青を横切るあの飛行機
君がくつろぐ姿を空想し
詩歌を口ずさんで風に託す
一生物の夢
幾つものカメラが向けられた
その中で僕は手を握りしめた
自分の目で見るのが忙しくて
この手に少しも残らない記録
少しずつ美化されそうな記憶
今は遥かなるあの時間と場所
今も風の感触でさえ再生する
その中で僕は手を握りしめた
自分の目で見るのが忙しくて
この手に少しも残らない記録
少しずつ美化されそうな記憶
今は遥かなるあの時間と場所
今も風の感触でさえ再生する
冷淡と配慮の天気
一見綺麗でもっともらしい暴言
会話を避けるために黙り込んだ
ようやく理解できたようだねと
成功に酔う似非評論家はご満悦
皆は干からびた地面を見つめる
一見命令形のようなポジティブ
魂を救い上げていく音の集大成
感じるのは君達の心次第だから
少し手伝うだけと君は笑うけど
皆は潤いに溢れた空を見上げる
会話を避けるために黙り込んだ
ようやく理解できたようだねと
成功に酔う似非評論家はご満悦
皆は干からびた地面を見つめる
一見命令形のようなポジティブ
魂を救い上げていく音の集大成
感じるのは君達の心次第だから
少し手伝うだけと君は笑うけど
皆は潤いに溢れた空を見上げる